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文献概要
増刊号 診断基準とその使い方 XI.小児
6.若年性関節リウマチ
著者: 宮田晃一郎1
所属機関: 1鹿児島大学医学部・小児科
ページ範囲:P.2301 - P.2303
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15歳以下に発症した慢性関節リウマチを若年性関節リウマチ(JRA)と呼ぶ.症状は病型によりかなり異なり,特異的な検査所見もなく,発症早期の診断はきわめて難しいことが多い.発症年齢は6ヵ月未満は稀で,多関節型は1〜3歳と8〜10歳に,少関節型では2〜3歳にピークを認める.性差は多関節型・少関節型で女児が2〜3倍多い.
15歳以下に発症した慢性関節リウマチを若年性関節リウマチ(JRA)と呼ぶ.症状は病型によりかなり異なり,特異的な検査所見もなく,発症早期の診断はきわめて難しいことが多い.発症年齢は6ヵ月未満は稀で,多関節型は1〜3歳と8〜10歳に,少関節型では2〜3歳にピークを認める.性差は多関節型・少関節型で女児が2〜3倍多い.
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