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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻10号

1988年09月発行

文献概要

増刊号 診断基準とその使い方 XII.感染症,その他

8.敗血症

著者: 泉川欣一1

所属機関: 1泉川病院

ページ範囲:P.2368 - P.2369

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 血液中より病原菌が検出される場合を一般に菌血症(bacteremia)といい,そのうちこの病原菌により全身感染を惹起したものを敗血症(sepsis)と称する.最近の特徴として,悪性腫瘍,血液疾患,胆道疾患,糖尿病,腎不全などの基礎疾患を有する患者の治療中に併発し,通常急性の経過をとり,的確な化学療法を施さないと,難治性で,致死的な疾患である.原因菌は多種におよぶが,大腸菌(E.coli),肺炎桿菌(K.Pneumoniae),緑膿菌(P.aeruginosa)などのグラム陰性桿菌や黄色ブドウ球菌(S.azarezas)が多く検出される1-3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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