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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻11号

1988年10月発行

今月の主題 抗生物質の使い方

感染症へのアプローチ

培養検体の取り方

著者: 渡辺一功1

所属機関: 1順天堂大学医学部・内科

ページ範囲:P.2400 - P.2401

文献概要

 微生物検査では,すべての検体について,採取から培養,同定まで慎重に正しく行わなければならない.これは感染症の診断のみならず,医師,技術者の感染の危険性(biohazard)をも含んでいる.
 検体の採取に際しての原則は,①汚染を避けて採取する.とくに血液,髄液は無菌的採取は必須条件で,穿刺部位の消毒は厳重に行う.②化学療法開始前に検体を採取する.③検体の乾燥を防ぐ.④特殊な微生物に対する処置(低温に弱い菌)などである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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