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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻11号

1988年10月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質の使い方 抗生物質投与の原則

抗生物質をどう投与するか

著者: 浦山京子1 島田馨1

所属機関: 1東京大学医科学研究所・感染症研究部

ページ範囲:P.2412 - P.2413

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■抗生物質の投与経路
 感染症を起こしている患者の治療として,抗生物質を投与する際,投与経路としては主に,経口投与,筋注投与,静注ないしは点滴静注投与の3つの投与方法がある.
 1)経口投与
 経口投与は,投与方法としては最も簡便であるが,消化管から吸収され血中濃度が上昇するまで,ある程度の時間が必要なこと,また経口であるがため,薬剤によっては消化管での吸収が食事,併用薬の影響をうけ,空腹時投与,食後投与で血中濃度が大きく変わること,またあまり高い血中濃度は得難いなどの欠点がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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