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今月の主題 抗生物質の使い方 抗生物質投与の原則
抗生物質の中止時期
著者: 渡辺彰1 大泉耕太郎1
所属機関: 1東北大学抗酸菌病研究所・内科
ページ範囲:P.2420 - P.2421
文献購入ページに移動 「化学療法の中止時期」については,3つに分けて考える必要がある.第1は化学療法が有効で,感染症が改善・治癒した場合であり,第2は化学療法が無効のために中止する場合である.第3は副作用のため中止する場合であるが,本稿における主題はもちろん,第1の化学療法が有効の場合である.
薬剤別にみた場合,使用期間について添付文書に記載があるのは,主にアミノ配糖体系抗生物質であるが,これは副作用を懸念しての制限である.現代の化学療法の主流であるβ-ラクタム系その他については記載がなく,主治医の判断に任せられているといってよい.
薬剤別にみた場合,使用期間について添付文書に記載があるのは,主にアミノ配糖体系抗生物質であるが,これは副作用を懸念しての制限である.現代の化学療法の主流であるβ-ラクタム系その他については記載がなく,主治医の判断に任せられているといってよい.
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