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今月の主題 抗生物質の使い方 抗生物質の特徴と使い方
抗真菌剤の使い方
著者: 伊藤章1
所属機関: 1横浜市立大学医学部・第1内科
ページ範囲:P.2446 - P.2447
文献購入ページに移動■抗真菌剤の種類
深在性真菌症に用いられ得る抗真菌剤としては数多くあるわけではない.すなわち,ポリエン系抗生物質としてはナイスタチン(ナイスタチン®)とアムホテリシンB(ファンギゾン®),アゾール系抗真菌剤としてはイミダゾール系化学物質のミコナゾール(フロリードF®注),ピリミジン系化学物質としてはフルシトシン(アンコチル®)だけしかないといってよい.現在臨床検討中の抗真菌剤としては,トリアゾール系のフルコナゾールとイトラコナゾールがある.
これらの他,抗真菌剤ではないが,放線菌症にはペニシリンが,ノカルジア症にはコトリモキサゾール(バクタ®),ミノサイクリン(ミノマイシン®)が用いられる.
深在性真菌症に用いられ得る抗真菌剤としては数多くあるわけではない.すなわち,ポリエン系抗生物質としてはナイスタチン(ナイスタチン®)とアムホテリシンB(ファンギゾン®),アゾール系抗真菌剤としてはイミダゾール系化学物質のミコナゾール(フロリードF®注),ピリミジン系化学物質としてはフルシトシン(アンコチル®)だけしかないといってよい.現在臨床検討中の抗真菌剤としては,トリアゾール系のフルコナゾールとイトラコナゾールがある.
これらの他,抗真菌剤ではないが,放線菌症にはペニシリンが,ノカルジア症にはコトリモキサゾール(バクタ®),ミノサイクリン(ミノマイシン®)が用いられる.
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