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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻11号

1988年10月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質の使い方 内科的感染症における抗生物質の使い方

胆道感染症

著者: 牧野勲1 米田政志1 武部和夫1

所属機関: 1弘前大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.2454 - P.2455

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 胆道感染症の成立には非感染性のこともありうるが,多くは細菌感染が一次的役割を演じている.したがって,その治療には抗生物質の投与を行うが,使用する抗生物質の選択には,起炎菌に対し感受性を有すること,胆汁移行性が良好であること,作用を減ずる細菌性β-lactamaseに対し安定であること,副作用の少ないことを考慮することが必要である.さらに胆道感染の背後に存在する胆汁うっ滞を正確に把握し,それに対する適切な処置を行うことが薬物効果を上げることになる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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