文献詳細
今月の主題 抗生物質の使い方
抗生物質投与の注意事項
文献概要
抗生物質はペニシリン系,セフェム系,テトラサイクリン系,マクロライド系,アミノグリコシド系およびポリペプチド系に大別されているが,有効対象微生物によって,抗細菌薬,抗真菌薬,抗ウイルス薬などにも分類される.これら抗生物質の作用として,①細胞壁合成阻害,②細胞膜合成阻害,③蛋白合成阻害,④核酸合成阻害,などがあり,この作用機作は副作用の生起に関係している.
細胞壁合成阻害は細菌に特有の構造に対する障害であって,宿主細胞にとっては有害とならないので,過敏症の副作用を除いては理想的な作用機作である.ペニシリン系,セフェム系は,この分類に属す.
細胞壁合成阻害は細菌に特有の構造に対する障害であって,宿主細胞にとっては有害とならないので,過敏症の副作用を除いては理想的な作用機作である.ペニシリン系,セフェム系は,この分類に属す.
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