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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻12号

1988年11月発行

文献概要

今月の主題 腎疾患診療の実際 その他の問題

薬剤による腎障害

著者: 塚本雄介1

所属機関: 1北里大学医学部・内科

ページ範囲:P.2652 - P.2653

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 薬剤性腎障害,これは医原性疾患である.2つの場合が想定される.第一は薬剤の特性に医師が無知のため副作用に対する予防が施されていない場合,第二は副作用を熟知しているが,腎障害の発症に対し迅速かつ適切な対応が出来ない場合,である.薬剤性肝障害については一般に注意が向けられているが,腎障害については残念ながら多くが第一の場合である.
 本稿ではまず腎障害を起こし易い薬剤と,その腎障害の機序を述べる.そして,日常診療で最もわれわれが遭遇するケースを挙げ,その治療について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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