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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻12号

1988年11月発行

文献概要

演習

心電図演習

著者: 梅澤剛1 石村孝夫1

所属機関: 1北野病院・循環器内科

ページ範囲:P.2699 - P.2702

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 70歳女性が発熱と胸痛を訴えて来院した.
 既往歴 64歳時,糖尿病を指摘されたが,食事療法のみでコントロール良好.喫煙歴なし.長期の薬物服用歴なし.
 家族歴 特記するものなし.
 現病歴 5〜6年前,深夜就寝中,咽頭部のつまるような胸部痛にて覚醒したことがあった.当科入院4日前,深夜1時頃,急に悪感を覚えたため解熱剤の坐薬を挿入したところ1時間程で楽になった.その後も37℃台の熱が持続したが,上気道炎症状などはなし.翌朝,朝食摂取約1時間後嘔吐.これにひき続いて前胸部中央の焼けるような痙痛が出現し,約24時間持続した.2日後当科紹介となった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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