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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻13号

1988年12月発行

文献概要

今月の主題 輸液・栄養療法 電解質輸液の基本的ルール

輸液のモニタリング

著者: 中西太一1 椎貝達夫2

所属機関: 1横須賀共済病院・内科 2取手協同病院

ページ範囲:P.2760 - P.2761

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 輸液のモニタリングとは,輸液の開始後に症状・検査所見などの変化をみながら,経過を観察することであり,これを基に現在の輸液が適切かどうか検討し,輸液の質・量・速度などを変更してゆく.輸液は通常24時間ごとにモニタリングの結果を総合し,次の必要量を推定し計画を立てるが,重症例や症状が急変する例では,12時間ごと,8時間ごと,緊急に輸液を開始した時には,1〜2時間ごとなどと,時間を細かく区切り対応してゆく.モニタリングの各項目について留意点を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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