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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻13号

1988年12月発行

文献概要

今月の主題 輸液・栄養療法 各種病態における輸液のあり方

浮腫と輸液

著者: 清水倉一1 廣田彰男2

所属機関: 1東京労災病院 2東京労災病院・第3内科

ページ範囲:P.2828 - P.2830

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 浮腫とは細胞間隙に過剰に細胞外液(Na,水)が貯留した状態であり,その成因には全身性と局所性因子がある.前者は体液の貯留に関係し,腎における水,Naの排泄障害が主役を演じる.後者は体液の分布に関係し,微小血管系での体液の出入り,リンパ流などが主役を成している.
 輸液に際しては,このような体液の貯留,分布の状態を念頭に置くことが大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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