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今月の主題 輸液・栄養療法 各種病態における輸液のあり方
腎不全と輸液
著者: 二瓶宏1 大図弘之1
所属機関: 1東京女子医科大学・第4内科
ページ範囲:P.2840 - P.2841
文献購入ページに移動 近代医学がもたらした治療技術の進歩の中でも,輸液療法は抗生物質の開発に比肩しうるものの一つである.その歴史は1930年代に遡りうるものの,評価が定まり汎用されるに至ったのはごく最近である.まして,体液の恒常維持に関わる腎臓が,その機能を十分に発揮できない腎不全状態での輸液療法には,それなりの配慮が必要である.
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