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今月の主題 炎症性肺疾患へのアプローチ Editorial
炎症性肺疾患へのアプローチ
著者: 塚本玲三1
所属機関: 1茅ケ崎徳洲会病院内科
ページ範囲:P.188 - P.189
文献購入ページに移動■炎症性肺疾患とは
炎症性肺疾患はきわめて多岐にわたり,腫瘍と奇形を除くほとんどすべての肺疾患といってよく,気道あるいは肺の間質および実質の炎症を主体とする疾患である.原因別に分類すると表に示すように,感染,アレルギーあるいは免疫異常,物理化学的刺激によるもの,原因不明のその他の疾患の4群に分けられる.Wegener肉芽腫症,lymphomatoid granulomatosis,びまん性過誤腫性脈管腫症などは,炎症と腫瘍の中間型疾患とも考えられる.
炎症性肺疾患はきわめて多岐にわたり,腫瘍と奇形を除くほとんどすべての肺疾患といってよく,気道あるいは肺の間質および実質の炎症を主体とする疾患である.原因別に分類すると表に示すように,感染,アレルギーあるいは免疫異常,物理化学的刺激によるもの,原因不明のその他の疾患の4群に分けられる.Wegener肉芽腫症,lymphomatoid granulomatosis,びまん性過誤腫性脈管腫症などは,炎症と腫瘍の中間型疾患とも考えられる.
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