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今月の主題 炎症性肺疾患へのアプローチ 病態と概念—診断,治療との関連から
びまん性間質性肺炎
著者: 谷村一則1 本間行彦2
所属機関: 1北海道大学医学部・第1内科 2北海道大学保健診療所・内科
ページ範囲:P.194 - P.197
文献購入ページに移動近年,びまん性間質性肺炎は増加の傾向にある.これは,環境などによる実質的増加と,これらの疾患に対する関心の高まりによると推測される.本症においても,診断技術の進歩は著しく,胸部CT,気管支肺胞洗浄液(Bronchoalveolar lavage fluid, BALF)検査,血清免疫学的検査,67Gaシンチグラム,病理組織学的検査などが広く応用されるようになった.その結果,鑑別および確定診断が容易になりつつあるといえ,それに伴う治療方法の選択も的確に行われつつある.
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