文献詳細
文献概要
今月の主題 炎症性肺疾患へのアプローチ 診断のポイントと治療 感染症
肺化膿症
著者: 渡辺古志郎12
所属機関: 1横浜市立市民病院・内科 2癌検診センター診断科
ページ範囲:P.246 - P.247
文献購入ページに移動■肺化膿症の成因
肺化膿症の発症には,一般に誤嚥が最も重要な因子として関与しており,またその成因には脳血管障害,アルコール中毒,てんかんなどによる意識障害や口腔咽頭の術後,胃食道の術後などの誤嚥を起こしやすい状態が挙げられている1).その他,最近では糖尿病,肺癌などの免疫不全に合併することが多くなってきている.
肺化膿症の発症には,一般に誤嚥が最も重要な因子として関与しており,またその成因には脳血管障害,アルコール中毒,てんかんなどによる意識障害や口腔咽頭の術後,胃食道の術後などの誤嚥を起こしやすい状態が挙げられている1).その他,最近では糖尿病,肺癌などの免疫不全に合併することが多くなってきている.
掲載誌情報