文献詳細
今月の主題 炎症性肺疾患へのアプローチ
診断のポイントと治療 その他の肺疾患
文献概要
■疾患概念と好発年齢
ウェゲナー肉芽腫症Wegener's Granulomatosisは,1936年にドイツの病理学者F.Wegenerにより初めて記載された疾患である.本症は気道(鼻腔から気管支,肺までを含む)の肉芽腫性炎症,壊死性糸球体腎炎,全身諸臓器の壊死性血管炎を病理学的3主徴とする.発症年齢は10〜70歳代に及ぶが,30〜50歳代に最も多く,本邦では男女比は1:1である.
ウェゲナー肉芽腫症Wegener's Granulomatosisは,1936年にドイツの病理学者F.Wegenerにより初めて記載された疾患である.本症は気道(鼻腔から気管支,肺までを含む)の肉芽腫性炎症,壊死性糸球体腎炎,全身諸臓器の壊死性血管炎を病理学的3主徴とする.発症年齢は10〜70歳代に及ぶが,30〜50歳代に最も多く,本邦では男女比は1:1である.
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