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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻2号

1988年02月発行

今月の主題 炎症性肺疾患へのアプローチ

診断のポイントと治療 その他の肺疾患

ウェゲナー肉芽腫症

著者: 北村諭1

所属機関: 1自治医科大学・呼吸器内科

ページ範囲:P.292 - P.293

文献概要

■疾患概念と好発年齢
 ウェゲナー肉芽腫症Wegener's Granulomatosisは,1936年にドイツの病理学者F.Wegenerにより初めて記載された疾患である.本症は気道(鼻腔から気管支,肺までを含む)の肉芽腫性炎症,壊死性糸球体腎炎,全身諸臓器の壊死性血管炎を病理学的3主徴とする.発症年齢は10〜70歳代に及ぶが,30〜50歳代に最も多く,本邦では男女比は1:1である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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