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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻3号

1988年03月発行

今月の主題 消化性潰瘍とその周辺

消化性潰瘍の成因

プロスタグランディン

著者: 寺野彰1 平石秀幸1 太田慎一1

所属機関: 1東京大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.406 - P.407

文献概要

 ■プロスタグランディンとは?
 プロスタグランディン(以下PG)はアラキドン酸の代謝産物であり,1934年,von Eulerによって発見された強力な生理活性物質である.身体のあらゆる組織に分布しており,消化管,特に胃粘膜にPGE2およびPGI2が多量に含まれている.これらのPGには,強力な胃酸分泌抑制作用があることはかなり以前より知られており,抗潰瘍剤としての可能性が期待されていた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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