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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻3号

1988年03月発行

今月の主題 消化性潰瘍とその周辺

消化性潰瘍の成因

二重規制学説

著者: 中村紀夫1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学・第2外科

ページ範囲:P.408 - P.410

文献概要

 二重規制学説とは,消化性潰瘍の外科的切除胃をもとに,胃粘膜および胃筋構造の面から,潰瘍の発生部位についての組織形態学的な検討成績とこれに基づく潰瘍成因に関する学説とからなる.
 この学説は,大井実によって提唱されたものであり,昭和30年(1955)に粘膜法則1)として発表され,その後10年経過して昭和41年(1965)には筋法則を含めた二重規制学説2)として完成した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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