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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻3号

1988年03月発行

文献概要

今月の主題 消化性潰瘍とその周辺 上部消化管出血へのアプローチ

手術適応—H2ブロッカー登場前後の合併症の推移

著者: 塚本秀人1 比企能樹1

所属機関: 1北里大学医学部・外科

ページ範囲:P.420 - P.421

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 H2ブロッカー(H2受容体拮抗剤)の開発・普及などによる薬物療法の進歩によって,消化性潰瘍の手術症例数は減少傾向にあり,とくに難治性潰瘍の激減が目立っている1).しかし,出血や穿孔,穿通,狭窄,変形などの合併症を伴う消化性潰瘍は絶対的手術適応とされることが多く,全消化性潰瘍手術例数に対する合併症症例数の比率は近年増大している.ここでは消化性潰瘍の手術適応とその推移,および出血性胃・十二指腸潰瘍の治療方針とその手術適応について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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