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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻3号

1988年03月発行

今月の主題 消化性潰瘍とその周辺

消化性潰瘍の治療

心身医学的アプローチ

著者: 川上澄12

所属機関: 1弘前大学教育学部・看護学科(内科) 2弘前大学医学郎・第1内科

ページ範囲:P.428 - P.432

文献概要

 消化性潰瘍(Peptic ulcer)は,胃あるいは十二指腸局所に潰瘍という器質的病変を現す疾患であるが,その発生や再発には心理・社会的因子あるいは性格的因子(いわゆるストレス)が強く関与している症例が多く,心身症(Psychosomatic Dis-ease, PSD)としても重要視される(図1)1)
 したがって,治療も身体医学一辺倒の薬物療法のみでは十分ではなく,どうしても心身医学的な治療が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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