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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻3号

1988年03月発行

今月の主題 消化性潰瘍とその周辺

消化性潰瘍の治療

薬物療法―制酸剤

著者: 加藤善久1

所属機関: 1濁協医科大学・第2内科

ページ範囲:P.442 - P.443

文献概要

 近年,H2-プロッカー,ピレンゼピンなどの強力な酸分泌抑制剤の開発・導入により,消化性潰瘍や過酸症候例の治療は一変したといっても過言ではない.これら新薬剤の導入以前には,副交感神経遮断剤(抗コリン剤)その他と共に,多種類の制酸剤が用いられ,一定の効果をあげてきた.本項では攻撃因子抑制剤としての近年の胃酸分泌抑制剤開発導入に際し,多年にわたる研究および臨床蓄積から,その促進要因となった制酸剤について記す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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