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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻3号

1988年03月発行

文献概要

今月の主題 消化性潰瘍とその周辺 消化性潰瘍と類縁疾患

薬剤性潰瘍

著者: 原田一道1

所属機関: 1旭川医科大学・第3内科

ページ範囲:P.476 - P.477

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 治療を目的として投与した薬剤が,不幸にも消化管粘膜障害の発生をきたすことがある.なかでも上部消化管とくに胃粘膜障害が最も多い.与えられたテーマは薬剤性潰瘍となっているが,実際には薬剤による急性の潰瘍性変化1)2)(粘膜出血,びらん,潰瘍),つまり急性胃病変3)として捉えられるものであり,以下その観点から述べる.薬剤による急性胃病変の実際については,並木4)が最近の5年間(1981〜1986年)における全国アンケート調査の報告がある.その詳細は論文をみていただくとして,今回はその中から参考となる事項をいくつか取り上げてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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