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文献概要
今月の主題 今日の心不全診療 薬物治療—適応,使い方,副作用
カテコラミン
著者: 細井勉1 中西成元2
所属機関: 1虎の門病院循環器センター内科 2虎の門病院循環器センター臨床生理検査部
ページ範囲:P.624 - P.625
文献購入ページに移動従来,カテコラミン製剤として,epinephrine(Epi),norepinephrine(Nor),isoproterenol(Iso)が知られている.しかし,これら薬剤は心拍数増加作用,末梢血管に対する作用,不整脈誘発作用が強いため,その臨床使用は限られている.1970年代になると,dopamine(DOA)の臨床使用が始まり,1975年にはdobutamine(DOB)が発見され,今日,これら2剤は広く用いられている.
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