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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻4号

1988年04月発行

文献概要

今月の主題 今日の心不全診療 心不全最近の知見

交感神経レセプター

著者: 吉政孝明1 中尾一和23

所属機関: 1天理よろづ相談所病院内分泌内科 2京都大学医学部第2内科 3京都大学放射線同位元素総合センター

ページ範囲:P.682 - P.684

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 交感神経レセプター(アドレナリン作動性レセプター)は,α1,α2およびβ1,β2レセプターに分類される.近年それぞれのレセプターが精製され,交感神経レセプターを介する情報伝達機構の詳細が明らかになった.さらに,レセプターのcDNAあるいは遺伝子がクローニングされ,その一次構造など多くの新知見が明らかになりつつある.本稿では,交感神経レセプターの構造,それらを介する情報伝達系およびβレセプター脱感作機構を概説し,心不全における交感神経レセプターの動態の理解に役立てたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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