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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻5号

1988年05月発行

今月の主題 肝炎への新しいアプローチ

急性肝炎へのアプローチ

劇症肝炎—急性肝炎の劇症化の予知とその対策

著者: 藤原研司1 富谷智明1

所属機関: 1東京大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.818 - P.819

文献概要

■劇症肝炎とは
 劇症肝炎とは,肝のfunctional massの著明な減少を来し,肝不全状態から脳症などの重篤な症状を来す急性肝炎の特殊なものである.本邦では表1のように定義され,診断基準では(表2),肝のfunctional mass低下を,肝蛋白合成能の指標としてプロトロンビン時間,解毒代謝能の指標として肝性昏睡を用い,それぞれ40%以下,II度以上と定めている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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