文献詳細
文献概要
カラーグラフ 眼と全身病
サルコイドーシスの眼症状
著者: 宇山昌延1
所属機関: 1関西医科大学・眼科
ページ範囲:P.880 - P.881
文献購入ページに移動 サルコイドーシスは全身諸臓器を侵し,肉芽腫性炎症を発病する.発病部位としてリンパ節,肺が最も注目され,その他,心筋,筋肉,肝などにも現れる.特に,肺外症状としては眼と皮膚の発病の多いことが紹介されているが,眼の発病は頻度が高く,重篤である.眼病変による視力障害はサルコイドーシスによる最も重篤な合併症であることが十分認識されていない.
眼にはぶどう膜炎を発病する.その他,眼窩に皮膚サルコイドーシスの狼瘡が発生したり,眼窩内に肉芽腫を作り,眼窩腫瘍の形で発病することもあるが珍らしい.
眼にはぶどう膜炎を発病する.その他,眼窩に皮膚サルコイドーシスの狼瘡が発生したり,眼窩内に肉芽腫を作り,眼窩腫瘍の形で発病することもあるが珍らしい.
掲載誌情報