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循環器疾患診療メモ
おもな救急薬の投与方法
著者: 山科章1 高尾信廣1
所属機関: 1聖路加国際病院・内科
ページ範囲:P.940 - P.941
文献購入ページに移動 心停止,重症心不全,心原性ショック,重症不整脈などは,緊急治療を必要とするmedical emergencyであり,初期の適切な治療がその予後を決定するといって過言でない.その中で薬物療法はきわめて重要な位置を占めている.
即座の判断と,適切な処置が要求される救急の場にあって,適切な薬物を,適切な量,適切な経路で投与することがきわめて重要である.最適な投与量,投与法は病態,年齢,体重,肝腎機能などにより個々の症例で異なるはずであるが,救急の場においては,まず標準的な投与を行い,それに対する反応をみながら変更してゆくのが一般的である.
即座の判断と,適切な処置が要求される救急の場にあって,適切な薬物を,適切な量,適切な経路で投与することがきわめて重要である.最適な投与量,投与法は病態,年齢,体重,肝腎機能などにより個々の症例で異なるはずであるが,救急の場においては,まず標準的な投与を行い,それに対する反応をみながら変更してゆくのが一般的である.
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