文献詳細
文献概要
今月の主題 リウマチとその周辺 病因と病態
免疫担当細胞とサイトカイン
著者: 宮坂信之1
所属機関: 1東京女子医科大学リウマチ痛風センター
ページ範囲:P.954 - P.956
文献購入ページに移動 免疫応答に関与する細胞,すなわち免疫担当細胞がその作用を発揮する方法は2つに大別される.1つは細胞どうしが直接接触し合う方法であり,もう1つは細胞が液性物質(サイトカイン)を産生し,この物質が近傍の細胞,臓器に作用する方法である.本稿ではサイトカインのリウマチにおける関与について触れながら,サイトカインの概略について述べてみたい.
掲載誌情報