文献詳細
文献概要
講座 胃癌診断・3
胃癌はどこまで救命できるか—各種検診方法と救命率・発見率・効率との関係
著者: 西澤護1 志賀俊明2
所属機関: 1東京都がん検診センター 2東京都がん検診センター内科
ページ範囲:P.1102 - P.1104
文献購入ページに移動しかし,救命率(a)だけでは,救命しうる癌をどの位みつけたかはわからない.すなわち,多数の人数をこなしても助かる癌の数が多くなくては,癌の死亡率の減少につながらない.すなわち,救命しうる癌の発見率(b)が必要である.さらに上述の値は,検診方法の違いによる仕事量も一定でない.そこで,一定の仕事量からどの位癌が発見されるかという効率(c)も無視できない.
掲載誌情報