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今月の主題 高血圧治療のポイント 高血圧の薬物療法
各種降圧薬の適応,禁忌,副作用
著者: 松岡博昭1
所属機関: 1東京大学医学部・第2内科
ページ範囲:P.1144 - P.1148
文献購入ページに移動 高血圧の成因および維持には多くの因子が関与していると考えられているが,治療面においても作用機序の異なる多くの降圧薬が開発され,臨床応用されている.現在用いられている主な降圧薬の種類は,表1に示すように,利尿薬,交感神経抑制薬,末梢血管拡張薬,カルシウム拮抗薬,アンジオテンシン変換酵素阻害薬の5種に大別される.降圧薬の適応,禁忌,副作用は薬剤の作用機序(薬理作用)にも関係することなので,ここではこれら降圧薬の薬理作用について簡単に述べ,ついでこれら薬剤の適応,禁忌,副作用について述べる.
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