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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻7号

1988年07月発行

文献概要

今月の主題 高血圧治療のポイント 高血圧の薬物療法

第1次薬で効果のないとき—併用療法のポイント

著者: 築山久一郎1 大塚啓子1

所属機関: 1神奈川県立がんセンター・循環器科

ページ範囲:P.1154 - P.1157

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 本邦では,高血圧治療の第1次薬としてβ遮断薬(α・β遮断薬も含む),利尿薬,アンジオテンシン変換酵素阻害薬(以下,ACE阻害薬),Ca抗抗薬が使用されることが多く,メチルドパ,クロニジンなども用いられる.通常,α遮断薬は併用薬として使用されるが,とくに喘息では第1次薬として使用されることもある.降圧薬治療は原則的には外来診療とされるため,その選択は試行錯誤的な要素が含まれる.本稿では,第1次薬で効果のないときの対策を,併用療法を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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