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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻1号

1989年01月発行

文献概要

今月の主題 新しい不整脈診療 新しい用語の解説と臨床例

regular,wide QRS tachycardia—心室性?上室性?

著者: 伊藤明一1 小野寺正輝1

所属機関: 1仙台市立病院・循環器科

ページ範囲:P.25 - P.27

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 R-R間隔が規則正しく,0.12秒以上の幅広いQRSを示す頻拍は,regular,wide QRS tachycardia1,2)(以下RWT),regular,wide QRS complex tachycardia3)あるいはregular tachycardia with wide QRS complexes4)と呼ばれている.RWTは,種々の機序で発現することが知られており(表1),心電図による鑑別が試みられているが(表2)5),その正確な診断は困難であることが多く,時に不可能である.しかし,近年の臨床心臓電気生理学的検査法の進歩により,それらの機序鑑別はより詳細になされるようになり,適切な治療が可能になった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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