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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻10号

1989年09月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集 髄液および穿刺液検査

20.圧と外観

著者: 藤本司1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院・脳神経外科

ページ範囲:P.1672 - P.1673

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 頭蓋内圧は,頭蓋腔内に存在するすべてのものが関係して形成されており,髄液腔,脳実質,脳血管床などが色々な原因で容積を増すと圧が上昇する.この頭蓋内圧の測定方法として最も一般的なのは,水平横臥位での腰椎穿刺による方法である.一方,脳脊髄液は,脳および脊髄を取り囲んで循環しており,その異常を反映しやすく,中枢神経系の疾患の診断や病態の把握にきわめて有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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