文献詳細
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
髄液および穿刺液検査
文献概要
●異常値を示す疾患
正常髄液には15/3mm3以下の細胞が含まれ,その内訳はリンパ球と単球が主体で,それぞれ64±9%,34±8%含まれ,他には少数の組織球と好中球を認める場合がある.また,髄液中リンパ球サブセット正常値はLeu4+細胞77.3%,Leu2a+細胞22.0%,Leu3a+3b+細胞46.9%である.
髄液細胞増多を示す場合,その程度と細胞の種類により髄膜疾患(主に髄膜炎)の鑑別が可能となる.表1にその概要を示した.
正常髄液には15/3mm3以下の細胞が含まれ,その内訳はリンパ球と単球が主体で,それぞれ64±9%,34±8%含まれ,他には少数の組織球と好中球を認める場合がある.また,髄液中リンパ球サブセット正常値はLeu4+細胞77.3%,Leu2a+細胞22.0%,Leu3a+3b+細胞46.9%である.
髄液細胞増多を示す場合,その程度と細胞の種類により髄膜疾患(主に髄膜炎)の鑑別が可能となる.表1にその概要を示した.
掲載誌情報