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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻10号

1989年09月発行

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集

血液検査

27.赤血球指数

著者: 入交清博1

所属機関: 1近畿大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.1692 - P.1693

文献概要

 赤血球指数は赤血球,血色素量およびヘマトクリット値の測定値から算出し,赤血球の形態的特徴を表し,貧血の診断に役立たせるものである.従来は色素指数,赤血球指数および飽和指数が用いられたが,現在ではWintrobeの赤血球恒数が用いられている.Wintrobeは従来,赤血球恒数という言葉を用いていたが,今は彼も指数を用いている.この指数を用いて,貧血を大球性正色性貧血,正球性正色性貧血,小球性正色性貧血,小球性低色性貧血に大別し,貧血の診断の大きな目安として用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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