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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻10号

1989年09月発行

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集

血液化学検査

108.血漿アンモニア(血中アンモニア)

著者: 宮城芳得1

所属機関: 1日赤医療センター・中央検査部

ページ範囲:P.1886 - P.1887

文献概要

●異常値を示す疾患
 血液アンモニアの測定は,重症肝疾患ことに肝性昏睡,肝脳症候群,さらに新生児の高アンモニア血症などの診断の際の指標となり,生化学的検査として重要視されている.このほか先天性尿素サイクル酵素欠乏症とか,何らかの理由で尿素サイクル酵素活性の低下などでもアンモニァレベルの上昇がみられる.また,尿中アンモニア窒素(別名尿中アンモニア)も蛋白性食品多食で上昇する(表1,2).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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