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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集 血液化学検査
133.コリンエステラーゼ
著者: 松田信義1
所属機関: 1川崎医科大学・検査診断学
ページ範囲:P.1953 - P.1955
文献購入ページに移動 生体内にはアセチルコリンを加水分解する2種類の酵素が知られている.その1つはtruecholinesterase(EC 3.1.1.7,AChE)と呼ばれ,神経線維,神経筋接合部,赤血球膜および胎盤などに多く分布している.他の酵素はpseudocholinesterase(EC 3.1.1.8,PChE,ChE)と名づけられ,この酵素は血清中に多く含まれている.通常,臨床検査で測定されるのは後者のChEである.
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