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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻10号

1989年09月発行

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集

内分泌機能検査

149.成長ホルモン(GH)

著者: 藪由紀子1

所属機関: 1大阪大学医学部・臨床検査診断学

ページ範囲:P.1994 - P.1995

文献概要

 成長ホルモン(GH)の測定法にはバイオアッセイ,イムノアッセイ(RIAおよびEIA),ラジオレセプタアッセイがあるが,臨床検査には主としてRIAが用いられる.健常人の早朝安静空腹時の血漿GH濃度は5ng/ml以下で,健常人の約60%は測定感度以下である.最近,高感度GH測定法が開発され,測定感度が0.05〜0.1ng/mlとなったが,なお10%の健常人は測定感度以下であり,基礎値のみで健常人とGH分泌低下患者との鑑別はできない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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