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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻10号

1989年09月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集 内分泌機能検査

151.ヒト胎盤性ラクトゲン(HPL)

著者: 高木哲1

所属機関: 1大阪大学医学部・産婦人科

ページ範囲:P.1998 - P.1999

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 HPLは胎盤から分泌される蛋白ホルモンで191個のアミノ酸から成り,糖質や脂質を含まない.分子量は22,308で2つのS-S結合を有している.
 成長ホルモン(GH)およびプロラクチン(PRL)と構造や生物活性の類似性がありhuman chorionic somatomammotropin(HCS)とも呼ばれる.抗乳腺作用とともに母体血中のFFAやグルコースの濃度を高め,間接的に胎児発育促進作用を有することが知られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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