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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集 内分泌機能検査
157.インスリン(IRI)とプロインスリン(IRP)
著者: 岩本安彦1 葛谷健1
所属機関: 1自治医科大学・内分泌代謝科
ページ範囲:P.2012 - P.2014
文献購入ページに移動血中インスリンの測定は,膵B細胞の機能を知るために重要であり,糖尿病や低血糖症など糖代謝異常を示す種々の疾患の診断や病態の把握のために広く行われている.通常,空腹時だけでなく,グルコース負荷などの分泌刺激試験における反応をみるが,そのさい血糖値も同時に測定すべきである.インスリンは一般に免疫学的方法(radioimmunoassay;RIAとenzyme immunoassay;EIA)により測定され,測定値はIRIとして表される.
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