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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻10号

1989年09月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集 細胞診

177.産婦人科領域の細胞診—内分泌細胞診

著者: 石和久1 喜納勝成1

所属機関: 1順天堂大学医学部附属浦安病院・検査科

ページ範囲:P.2068 - P.2069

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 細胞診は主に悪性腫瘍のスクリーニングに用いられ発展してきたが,歴史上Papanicolaouらにより腟内の細胞診の動向からホルモン消長を知り得る簡便な方法として紹介されたのが始まりである.現在,本邦で内分泌細胞診はあまり用いられていないが,これはRIAのようなホルモン測定法に比し定量性に欠け,またホルモン変動による細胞学的変化が若干明確でない点にあると思われる.しかし,検査法としては安価で簡単迅速であり,患者への侵襲もないことから臨床内分泌学的検査法の一つとしてもっと利用されてよい検査法の一つである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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