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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
細胞診
文献概要
細胞診は主に悪性腫瘍のスクリーニングに用いられ発展してきたが,歴史上Papanicolaouらにより腟内の細胞診の動向からホルモン消長を知り得る簡便な方法として紹介されたのが始まりである.現在,本邦で内分泌細胞診はあまり用いられていないが,これはRIAのようなホルモン測定法に比し定量性に欠け,またホルモン変動による細胞学的変化が若干明確でない点にあると思われる.しかし,検査法としては安価で簡単迅速であり,患者への侵襲もないことから臨床内分泌学的検査法の一つとしてもっと利用されてよい検査法の一つである.
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