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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集 付)検査をめぐる基本知識
182.臨床検査の正常値とその考え方
著者: 屋形稔1 岡田正彦1
所属機関: 1新潟大学医学部・検査診断学
ページ範囲:P.2090 - P.2091
文献購入ページに移動現在,国際的に広く普及している正常値の定義は,「健常と考えられる集団の95%の人々が含まれる検査値の範囲」とされている.データが正規分布するような検査については,その平均値mと標準偏差σからm±1.96σの範囲を求めれば,おおよそこの定義を満たす値が得られる.計算を簡単にするためにm±2σで代用することもあるが,正常範囲は若干広めとなる.
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