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今月の主題 水・電解質と酸塩基平衡 酸塩基平衡の理解のために
肺での調節
著者: 中山眞人1
所属機関: 1熊本大学医学部・第3内科
ページ範囲:P.2194 - P.2195
文献購入ページに移動 体内で酸塩基平衡の異常が生じると,種々の緩衝系が働き,短時間の内に体液のpHを正常化しようとする.この緩衝作用により生じた物質は,肺および腎臓より体外に排泄される.
体内での代謝により生じた揮発性酸としてCO2があり,1日の産生量は13,000mEq(300l/日)といわれる.このCO2は血液を介して肺へ運ばれ,換気により大気中に放出される.
体内での代謝により生じた揮発性酸としてCO2があり,1日の産生量は13,000mEq(300l/日)といわれる.このCO2は血液を介して肺へ運ばれ,換気により大気中に放出される.
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