icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina26巻11号

1989年10月発行

文献概要

今月の主題 水・電解質と酸塩基平衡 酸塩基平衡の理解のために

肺での調節

著者: 中山眞人1

所属機関: 1熊本大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.2194 - P.2195

文献購入ページに移動
 体内で酸塩基平衡の異常が生じると,種々の緩衝系が働き,短時間の内に体液のpHを正常化しようとする.この緩衝作用により生じた物質は,肺および腎臓より体外に排泄される.
 体内での代謝により生じた揮発性酸としてCO2があり,1日の産生量は13,000mEq(300l/日)といわれる.このCO2は血液を介して肺へ運ばれ,換気により大気中に放出される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?