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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻11号

1989年10月発行

文献概要

今月の主題 水・電解質と酸塩基平衡 最近の話題

薬剤と電解質異常

著者: 武田佳代子1 長瀬光昌1

所属機関: 1帝京大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.2230 - P.2231

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 近年,多くの新しい薬剤が開発され,臨床応用として,広く使用されるようになってきた.それらの薬剤の副作用として,腎機能障害と関連して種々の電解質異常がみられる.この原因として一つには薬剤によって惹起される急性腎不全の結果起こる場合と,腎不全に至らないまでも,尿細管障害により電解質異常が起こる場合の2つに大別されよう.もちろん,臨床的に症状出現時には,直ちに,投薬の中止,減量,あるいは他剤への変更が望まれる.今回,それら薬物が電解質に及ぼす影響について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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