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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻11号

1989年10月発行

文献概要

グラフ 消化管造影 基本テクニックとPitfall

大腸(6)—進行癌

著者: 松川正明1 西澤護2

所属機関: 1順天堂大学・消化器内科 2東京都がん検診センター

ページ範囲:P.2280 - P.2287

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 西澤 生活様式とか食生活が西洋化したことなどと関連して,最近大腸癌が非常に増え,死亡例も増えています.ただ,大腸癌は胃癌に比べ,比較的症状が出やすく,本当は助かりやすいのですが,検査が面倒なものですから患者がなかなか検査を受けたがらないことや,痔の出血と間違えやすいことなどが,手遅れの原因になっています.
 まず,最初の症例ですが(図1),直腸癌の時の症状としては,血便,便通異常,肛門痛が多いと思いますが,この写真から,深達度などを含めて説明して下さい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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