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今月の主題 凝固・線溶系の臨床1989 Edltorial
凝固・線溶系の臨床的意義
著者: 斎藤英彦1
所属機関: 1名古屋大学医学部・第1内科
ページ範囲:P.2308 - P.2309
文献購入ページに移動 血液は生命維持に不可欠なものであるので,血管内では流動性を保ち,たえず循環していることが必要であると同時に,血管損傷に際しては血液が血管外へ失われるのを防ぐために止血が起こらねばならない.血液のこの2面性—血管内における流動性と血管外での凝固—を調節しているのが血液凝固・線溶反応であり,一種の生体防禦反応として大きな役割を果たすものである.
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