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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻12号

1989年11月発行

文献概要

今月の主題 凝固・線溶系の臨床1989 トピックス

エンドセリン

著者: 井上明宏1 柳沢正史1 眞崎知生1

所属機関: 1筑波大学基礎医学系・薬理学

ページ範囲:P.2320 - P.2321

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 1988年に柳沢らにより見いだされたエンドセリン(endothelin,.以下;ETと略)1)は,血管平滑筋の収縮活性を指標にして,血管内皮細胞の培養上清より,同定,精製,構造決定されたペプチドである.現在では,ETは内皮細胞だけでなく,他の細胞でも産生され,かつその生理活性も血管平滑筋の収縮にとどまらず,多岐にわたっていることが知られるに至って,ますますこの物質に対する関心が高まっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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