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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻12号

1989年11月発行

文献概要

今月の主題 凝固・線溶系の臨床1989 全身性疾患と凝固・線溶系

高脂血症

著者: 出口克巳1 森美貴1

所属機関: 1三重大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.2372 - P.2373

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 高脂血症(あるいは高リボ蛋白血症)とは血漿(血清)中に存在する脂質―コレステロール(TC),トリグリセリド(TG),燐脂質(PL),遊離脂肪酸―のうち1つ以上〔あるいは,lipoprotein(Lp)〕が正常範囲を超えた病態の総称である.
 高脂血症は動脈硬化症(粥状硬化症)や動脈血栓症の危険因子の1つとして挙げられている.また,血小板,凝固・線溶因子が血栓症の発症・進展に関与することもよく知られている.脂肪酸,脂質,高脂血症と血小板機能との関係については,精力的な研究がなされており,かなり詳細な知見が得られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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