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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻13号

1989年12月発行

文献概要

今月の主題 痛みの診断とその対策 痛みの対策

抗炎症・解熱鎮痛薬

著者: 橋本博史1

所属機関: 1順天堂大学医学部・膠原病内科

ページ範囲:P.2518 - P.2521

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 抗炎症・解熱鎮痛薬は,副腎皮質ステロイド薬(以下ステロイド)と非ステロイド抗炎症薬(以下非ス薬)に大別される.前者は強力な抗炎症作用を有し,少量投与で炎症を伴う疼痛に対して効果をもたらすが,多量投与では免疫抑制作用もみられる.非ス薬は,抗炎症,解熱,鎮痛作用を有するが,その種類により3つの作用の程度に多少の相違をみる.
 ここでは,ステロイドと非ス薬の適応症,種類,作用機序,副作用を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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